山びこのみなさんを招いてのおひるごはんの日も、そういう名前つけてからも3回目、食事会やコンサート等全部あわせるともう6回ぐらいになるんでしょうか・・・・みなさんすっかりおなじみです。
今回の参加者は、TさんとNさん、および職員の方2名。
女性のTさんは、ちょい(かなり)体重オーバーで、しかもこわがりときて、山びこのほうからは責任もって階段おろすように、といわれて、「心のバリアフリー&ハードのバリアーの店?」イナッフ・フォア・トゥデイ?としてはすっかりびびっていたのですが、なんと!
階段を自分でとことこおりて、きちゃいました。あーよかった。
でも、Nさんのほうは、大緊張。最初は丁寧に、店の椅子をひっくり返して並べます。ひっくり返した椅子の横にたって、(彼はめったにすわらない)大好きな新聞(芸能マニアなので、週刊誌の広告がお気に入り)を広げ、やっとすこし落ち着きました。
調子にのったNさんは、僕を「たにけい」(どうもにてるらしい、失礼な!)呼ばわりし、「座って」!」と命令します。でもじぶんはすわんないの・・・・そのうち、手を取ってしきりにひっぱります。どうもあたし(もしくは、谷啓かな?)は、だいぶ気に入られてしまったらしいです。
ほとんど食べないでがりがりのNさんに比べ、Tさんは、職員の人の分まで平らげます。コースターも半分食べてまいました・・とほほ。でもとっても喜んで、帰りは、自分でイナッフ・フォア・トゥデイ?のバリアーたっぷり?の階段を上り、(これって、その体重と依頼心から、施設の中でも車椅子に頼りがちなTさんにとっては、まずない画期的なことなんだそうで、職員の人も驚いてました。)自ら駐車場まであるいていきました。残念ながら、駐車場の2段の階段で、最後怖くなって座り込んでしまいましたが、よくがんばったね!
やっぱり、外にでるっていうことは、ここまで気分が変わるんですね。最初にかなり脅かされていただけに、喜びもひとしお。
こんどのおひるごはんの日には、是非、みなさんも参加してね!