Bakery/Cafe/Bar
Enough For Today?
週間女性記事


 うちの愚息、亮祐が、雑誌の記事になりました。2000年1月7日発売、新春合併号です。
 取材の際、依頼元が「週間女性」、ってきいて、正直いうと、えっ?とちょっとためらったんですけど、(週間女性さん、ゴメン
ね!)長年続いた「がんばれちいさな戦士」というまじめな企画であり、(そのバックナンバーも見せてもらっいました)写真、文章にいたる
まで、全て掲載前のチェックさせてくれるということで、OKとしました。(担当者のかたの誠意に感謝します)

 それに、全国レベルで自閉症っていうまだまだ誤解多い障害のこと知って欲しかったし、(記者のひとに、事前に
ローナ・ウイングの「自閉症スペクトル」読ませちゃいました、はは・・)バーチャルカフェ(電子会議室)の仲間も増やしたかったしね!

 という大人の?思惑とは別に、亮祐は、6才にして、全国に面が割れてしまいました。(ちょっと大げさ?)
これを良しとするか、良しとしないか?
多分、実家の祖父、祖母は後者でしょうね・・・特に祖母の心中察するとちょっと胸がいたみます。

 でも、あたしたち夫婦は良し、としてます。

同じ人間として、誕生してきたんだから、みんな個性と環境と能力を生かして、たくましくいきていってほしいのです。
障害も個性と能力のひとつだ、みたいな言い方は、反発覚える人もいるかもしれませんが、ハンディであるということを認めたうえで、
そして、ハンディあることに対する社会的ディサバリーはちゃんと受けたうえで、そういう、したたかさもあってもいいんじゃないか、
とあたしは考えています。

 ま、そういうことは、基本的には本来本人が決めることなんでしょうが、肢体不自由や精神障害の大部分のひとたちと違い、自閉
症を含む知的障害のひとは、そこらへんも、本人だけでは難しいところがあります。(もちろん、できるひともいますし、本人の自発性
を否定する趣旨ではまったくありません)

 という訳での取材受諾だったのですが、最後に、おちがひとつ。
写真も、本文も全て事前に見せてもらったんですが、表題は見てなかった!
それで、題目が、「自閉症の男の子が母の頭を撫でたとき・・・本当はいいたいんだよ!ママごめんねってね!
だって!
こには夫婦で大笑い!うちの愚息は、これだけは思ってるわけわけないよね!っていうせりふでしたね。
ここの部分は、自閉症の子供もってる親の多くが共感するとおもいます、きっと)

                                                             岡部 耕典
                
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