障害者施設の寄付年金問題を考える
松岡敏雄さんを囲む会
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あどぼ会スペシャル
2002年5月30日(木) 午後7時〜
武蔵野障害者総合センター 地下会議室
武蔵野市吉祥寺北町4−11−16
JR三鷹駅北口より武蔵野市役所方面バスにて
「緑町一丁目(みどりちょういっちょうめ)」下車
進行方向「障害者センター」信号右折徒歩3分)
参加無料・予約不要
北海道で知的障害者施設を運営している社会福祉法人「札幌育成園」に対し、元入所者の松岡敏雄さんが、「寄付された」とされる障害者基礎年金約500万円を含む総額1200万円の返還訴訟を起こしたことはご存知のかたも多いと思います。
知的障害者入所施設、それも、年金の寄付として強要されたという話は、東京にいるとどこか遠いところの話とも聞こえてしまうかもしれません。しかし、松岡さんは、東京都日野市の措置をうけて北海道の施設に入所したれっきとした「元都民」です。そして、北海道には東京都の都外施設を筆頭とし、各県の施設が多数あるのです。松岡さんは、ご自分の年金を取り戻すだけでなく、まだ施設にいる仲間たちの権利を守り、「入所施設の実体をただすきっかけに」と訴訟に踏み切ったそうです。このことの意味、そして、社会福祉基礎構造改革、また措置制度から支援費制度へという転換のなかで、いままでの「影」の部分もきちんと解決され検討されなくてはならないでしょう。
今回、松岡さんと支援者が企画した労働厚生省への陳情と東京各地を巡っての交流会の一環として、是非、武蔵野地域も訪れ、心のバリアフリー市民会議を始めとする市民や当事者のみなさんとも交流したい、というお話をうけて、急遽、あどぼスペシャルとして、「松岡敏雄さんを囲む会」を企画しました。
どうぞ奮ってご参加ください。
心のバリアフリー市民会議 あどぼ会
お問合せは・・090−3315−3113