教科名 総 合
学校・学年 小学校 第3学年
指 導 方 針
○ まちに暮らしている人を調べ、障害のある人も同じまちで暮らしていることを知る。
○ 障害のある人の暮らしや働いている場所を見学し、障害のある人のための施設・設備や暮らしの工夫を知る。
○ 見学や交流を通して、障害という個性を理解する。
コマ |
指 導 内 容 |
展 開 例 |
留 意 事 項 |
1 |
まちで見つけよう @ 「障害のある人のための施設・設備をさがそう」 |
(屋外を中心に) 点字ブロック、信号の音、盲導犬、マーク、公共交通機関 等、障害のある人のための設備を見つける。 |
障害のある人のための施設を見つけることを通して、まちの中で暮らしていくための工夫を考えさせる。 |
2 |
まちで見つけよう A 「障害のある人のための施設・設備をさがそう」 |
(屋内を中心に) ・エレベーター、エスカレーター、トイレ、スロープ、点字 等 ・障害のある人のための施設を一覧表にまとめる。(屋外・屋内) |
このような施設を通して、健常者と同じように暮らしていくための工夫を考えさせ、これまでの体験について感想を書かせる。 |
3 |
まちで見つけよう B ビデオ学習 「まちで暮らす人々を調べよう」 |
・ビデオ教材を使い、まちの中にどんな人が暮らしているのかを調べて、グループごとに発表する。 ・身体の不自由な人の暮らしを考える。 |
障害のある人の存在に気付かせる。また、障害のある人が暮らしていくために必要なことを考えさせる。 |
4 |
職場・施設・暮らしの 理解 @ 「身体障害者の暮らしや施設を見学しよう」 |
障害のある人が働いている所をグループごとに見学する。 |
職場や施設を見学、実際の暮らしや働いている姿を見て、働くことの意義を気づかせる。 |
コマ |
指 導 内 容 |
展 開 例 |
留 意 事 項 |
5 |
職場・施設・暮らしの 理解 A 「身体障害者の暮らしや施設を見学しよう」 |
・障害のある人が暮らしている所をグループごとに見学する。 ・見学した結果をグループごとに発表する。 |
グループごとの発表を通して障害のある人の暮らしを理解させる。 |
6 |
職場・施設・暮らしの 理解 B 「活躍している障害のある人たち」 |
・新聞・雑誌等のメディアを使って、障害のある人たちが活躍している活動を知る。(パラリンピック、芸術家、政治家 他) |
障害を乗り越えて活躍する姿を通して、心の強さに気づかせる。 |
7 |
同学年の障害のある人との交流 @ 「養護学校との交流(1) 〜見学と交流〜」 |
・養護学校の生徒との交流を通して、障害への理解を深める。 |
障害のある人との多くの出会いを通し、いろいろな障害があることに気づかせる。 |
8 |
同学年の障害のある人との交流 A 「養護学校との交流(2) 〜招待と交流〜」 |
・養護学校の生徒を招き、レクレーションや季節の行事(もちつき等)を一緒に楽しむ。 |
同年代の障害のある人と楽しみを共有し、自分たちと違いがないことに気づかせる。これまでの体験について感想を書かせる。 |
9 |
3年生のまとめ 「感想発表・ディスカッション」 |
・ 感想を発表しあう。 ・ 障害を理解し、障害のある人の暮らしを知ることによって、一緒に暮らしていけることのできるまちを考える。 |
全員が何らかの形で発表できるようにする。 |
教科名 総 合
学校・学年 小学校 第4学年
指 導 方 針
○ まちで暮らす高齢者にもいろいろな苦労があることを知る。
○ 自分と障害のある人、高齢者の暮らしの違いを知る。
○ 擬似体験をすることによって、それぞれの障害を理解し、自分の生活の姿勢や態度を見直してみる。
○ 全ての人たちに対する思いやりの気持ちを育てる。
コマ |
指 導 内 容 |
展 開 例 |
留 意 事 項 |
1 |
高齢者を知る @ 高齢者の日常生活について知る |
・ 足におもりを巻く体験をし、高齢者が町を歩く時にどんな苦労があるか知る。 ・ 高齢者と自分たちの生活の違いを講師からの話により知る。 |
高齢者の方もまちの中で生活することに苦労が多いことを気づかせる。 |
2 |
高齢者を知る A 介護体験(1) 老人ホーム訪問 |
・ 老人ホームを訪問し高齢者との交流の場を作る。 ・ 高齢者の方から生活の中で困っている生の声を聞く。 |
老人ホームを訪問することで高齢者に対する親近感を持たせる。また、高齢者の方との会話を通し何に困っているかを知る。 |
3 |
高齢者を知る B 介護体験(2) 共にレクリエーションを通して知る |
レクリエーションを通して、高齢者の方と共に時間を過ごすことによりどのように接するとよいかを体験する。 |
実体験を通し老人介護の基本を知り老人介護に興味・関心を持たせる。 |
4 |
視覚障害 @ 「さわって、聴いて」 |
・
目を閉じたまま触れたり、音を聴き実体を考える。 ・
アイマスクを着用し、物を取りに行ったり、太鼓をたたいてみる。 ・
伝達手段である点字に実際に触れてみる。 ・
杖を使って校舎内や校外を歩いてみる。 |
何を頼りにして(触覚・聴覚・臭覚)生活しているのかを気づかせる。また、視覚障害のある人は、設備がわかりやすく、安全であったりする必要があることを気づかせる。 |
コマ |
指 導 内 容 |
展 開 例 |
留 意 事 項 |
5 |
視覚障害 A ビデオ学習 「私たちができること」 |
視覚障害のある人と一緒に走るときの伴走方法や、実際にまちで白い杖を持った方を見かけたときの介助方法等のビデオを見せて、自分たちに何ができるのか考える。 |
まちで視覚障害の人を見かけた際、声をかけ、介助することができるように支援の仕方に気づかせる。 |
6 |
聴覚障害 @ 「伝達と言うことを 考えよう」 |
・ヘッドホンをしている友だちに対して、ある言葉や気持ちを伝えるためには、どのように表現すべきかを考える。 |
口形や表現を大きく明確にし、ジェスチャーを入れることも大切であることを知らせる。 |
7 |
聴覚障害 A 「補聴器をしている人」 「手話体験」 |
・身近に耳の聞こえが悪い人がいないかを尋ねる。 ・補聴器という器具を知る。 ・ 簡単な手話を学ぶ。 ・ オブザーバーとして当事者にも参加していただく。 |
聴覚障害のある人と接するときに注意するべき点を考えさせ、支援の仕方を知る。 |
8 |
肢体不自由 @ 「車いす体験」 |
・ 班に分かれて、車いすに乗って校舎内外を回ってみる。 ・ お互いに車いすの介助と車いす体験をする。 |
気づいたことを詳しくメモにとり、次時に生かす。 |
9 |
肢体不自由 A 「体験をもとにした 話し合い」 |
・ どんな所が不自由と感じたのか、恐怖感はなかったのか等を発表し合う。 ・ 支援の仕方やバリアフリー化のことを考える。 ・ オブザーバーとして当事者にも参加していただく。 |
展開にもよるが、歩行困難な場合だけでなく、上肢の障害等についても考える。 |
10 |
4年生のまとめ |
・ 印象に残った(類似)体験を出し合い、どんなことに気づいたのか、どのような理解が必要なのかを考える。 |
他にも病弱・身体虚弱・知的障害があることにも注意をむけさせると良い。 |
教科名 総 合
学校・学年 小学校 第5学年
指 導 方 針
○どんな障害のある人がまちで暮らしているのか知る。
○障害のある人たち これらの人々との話を通して障害の
○障害のある子を持つ保護者 ある人の苦労や、まわりの人たちの
○障害のある人と関わっている人たち 関わりの大切さを知る。
コマ |
指 導 内 容 |
展 開 例 |
留 意 事 項 |
1 |
視覚・聴覚障害 「目や耳の不自由な人が利用している施設を見学しよう」 |
・ 施設の方から話を聞きながら館内を見学する。 ・ 手話通訳を介することで手話通訳の仕事を知る。 |
目や耳の不自由な人のためにどんな工夫がされているか学ばせる。 |
2 |
視覚障害 @ 「目の不自由な人と話を しよう」 |
<グループ形態> ・数人ずつのグループごとに目の不自由な人と話をする。 |
日常生活での苦労を知り、思いやりのある対応が大切であり、どのようなサポートが必要であるか気づかせる。 |
3 |
視覚障害 A 「目の不自由な子を持つお父(母)さんから話を 聞こう」 |
<講演形態> ・親として体験したよいエピソードや苦労したこと等を聞く。 |
障害のある子だと分かった時の気持ちと共に乗り越えようとする前向きな気持ちに気づかせる。 |
4 |
聴覚障害 「耳の不自由な子を持つ お父(母)さんから話を聞こう」 |
<パネルディスカッション形態> ・ 数人の保護者からディス カッション形態で話を聞く。 <手話講習> |
障害のある子だと分かった時の気持ちと共に乗り越えようとする前向きな気持ちに気づかせる。また、耳の不自由な人と話をするために不可欠な手話を覚えさせる。 |
コマ |
指 導 内 容 |
展 開 例 |
留 意 事 項 |
5 |
肢体不自由 @ 「身体の不自由な人の話を聞こう」 |
数人ずつのグループごとに、身体の不自由な人たちから、苦労していること等の話を聞く。 |
質問する内容を事前に考えさせまとめておく。 |
6 |
肢体不自由 A 「身体の不自由な人が利用している施設を見学しよう」 |
<見学形態> ・施設の方から話を聞きながら館内を見学する。 |
身体の不自由な人のためにどんな工夫がされ、サポートが必要であるか学ばせる。 |
7 |
知的障害 @ 「ビデオ視聴」 |
・ 知的障害のある児童の通う学校でのクラスの学習風景をビデオで見る。 ・ 思ったこと、感じたことを述べあう。 |
障害は身体だけでないことをわからせる。知的障害のマイナス部分だけを追うことのないようにする。 |
8 |
知的障害 A 「交流」 知的障害のある児童の通う学校との交流 |
・ 互いに体育や歌、図工作品を見せあう。 ・ 班ごとにクラスに入ってみる。 ・ 交流して良かった点を発表する。 |
知的障害のある児童の活動を見て、個性を気づかせる。また、気持ちが通じ合うことを気づかせる。 |
9 |
知的障害 B 「個性ということ」 |
・ 前回の発表をさらに深化させ、どのような接し方をすると良いのか具体的に考える。 ・ 「個性」ということを考える。 |
誰でも一人ひとりの個性として捉えることができることに気づかせ、それぞれの個性とどう付き合っていくか考えさせる。 |
10 |
「5年生のまとめ」 |
・印象に残った話の内容を出し合う。 ・障害のある人を理解する上で何が大切であるかを話し合う。 |
発言や作文を通し、この学習で何を感じ考えたのかを把握する。 |
教科名 総 合
学校・学年 小学校 第6学年
指 導 方 針
○ 自分達で調べ、話し合い、意見を出し合うことでバリアフリーについて興味・関心を高める。
○ まちのバリアフリーにおける工夫点を知ることで、だれもが暮らしやすいまちづくりについて考える。
○ 家庭・会社・作業所の方のお話や見学を通して、自分たちの出来るお手伝いについて知る。
コマ |
指 導 内 容 |
展 開 例 |
留 意 事 項 |
1 |
だれもが暮らしやすい、まちの工夫点 @ 調べ学習 |
・ 市の広報・インターネット等を使い、どんな工夫がされているか調べる。 ・ 次時に向けて各班ごとに質問事項を用意する。 |
工夫点を知り,生活の身近な問題であることを気づかせる |
2 |
だれもが暮らしやすい、まちの工夫点 A 福祉課の方の話 |
前時の質問事項をふまえ行政に携わる人の苦労や問題点を聞く。 |
異なる立場の人の話を聞くことで、視野を広げる |
3 |
だれもが暮らしやすい、まちの工夫点 B 発表 |
前2回で調べた工夫点を発表しあう。 |
・ 人の発表を聞き、理解を深める。 ・ サポートする気持ちを芽生えさせる。 |
4 |
障害のある人の家庭での様子 講演またはお話 |
障害のある人が通う学校の卒業生や在校生の保護者の方から、家庭の様子や家族のあり方について話してもらう。 |
体験談を聞くことで、家族の立場を理解させる |
コマ |
指 導 内 容 |
展 開 例 |
留 意 事 項 |
5 |
ディスカッション 『家庭で家族がするべきこと』 |
・ 自分の家に障害のある人がいると仮定して、どんな接し方や環境作りが必要か話し合う。 ・オブザーバーとして障害のある人の保護者がディスカッションに参加する。 |
障害のある人の立場に立って、日常生活を考えさせる |
6 |
通勤の様子 駅見学 |
<グループ学習> 障害のある人の人が通勤することを想定して、駅やバス停の現状を見て感想を書き、グループで発表を行う。 |
工夫されている点と改善点を探る |
7 |
作業所または障害のある人を受け入れている会社の様子を見学 |
<グループ学習> 職場等で働く様子を実際に見学し、質問したり,話を聞く。 |
仕事の内容を知り、働くことの意味をを実感させる |
8 |
会社での様子 障害のある人を受け入れしている会社の方からの話 |
<グループ学習> 就労等についての意外な苦労話やエピソードを聞く。また、働いている様子のビデオを活用する。 |
就労の方法と雇用問題についても知識をもたせる |
9 |
グループ発表 |
<グループ発表> これまでの学習をもとにグループ発表し、まとめとする。 |
障害のある人が暮らしやすいまちや環境作りのために、どのようなことが大切なのか考えさせる |
教科名 総 合
学校・学年 中学校 第1学年
指 導 方 針
○市内で障害のある人がどんな暮らしをしているのか知る。
○知的・精神障害のある人たち これらの人々との話を通して障害の
○知的・精神障害のある人の家族 ある人の苦労や、まわりの人たちの
○知的・精神障害のある人と関わっている人 関わりの大切さを知り自分で何ができるかを気付かせる。
コマ |
指 導 内 容 |
展 開 例 |
留 意 事 項 |
1 |
映画鑑賞 @ 「どんぐりの家」鑑賞 |
知的障害をあつかった映画「どんぐりの家」の鑑賞をする。 |
漫画にも「どんぐりの家」があることを教え読むことを薦める。 |
2 |
映画鑑賞 A 「どんぐりの家」感想 |
映画「どんぐりの家」を見てそれぞれの感想を述べあい、作文を書く。 |
次時以降につながるように障害のある人の家族や関係者にも視点を向けさせるようにする。 |
3 |
「知的・精神障害とは?」 ガイダンス |
・市内に住む知的・精神障害のある人の家族の方や関係者の話を聞く。 ・司会者(教師)を中心に初出の感想のディスカッションを行う。 |
どんな障害なのか、おおまかなことを知る。 単なる同情ではなく、障害のある人と同じ目線に立てる下地づくりになるよう指導者は配慮する。 |
4 |
ボランティアとは… |
社会福祉協議会の方を招きボランティアの概念及び、武蔵野のボランティアの現状を掴む。 |
ボランティアに対する基本姿勢等を把握させ意欲を引き出す。 |
コマ |
指 導 内 容 |
展 開 例 |
留 意 事 項 |
5 |
「知的・精神障害の人とともに」現場体験 @ |
・グループに分かれて、市内各所の障害者施設、ショートステイ施設、職場や学校を見学する。 ・施設、職場、学校の職員の話を聞く。 |
障害のある人の生活する場を知るとともに、支える人たちの存在の大切さにも気づかせる。 |
6 |
「知的・精神障害の人とともに」現場体験 A |
・市内各所の障害者施設、ショートステイ施設、職場や学校において、必要とされる部署の作業等に加わり、障害のある人とともに過ごす。 |
指導者は、前時までの見学を通して参加可能な範囲を現場とよく打ち合わせる。 |
7 |
「知的・精神障害の人とともに」現場体験 B |
自分のボランティア体験と合わせて、障害のある人への支援の仕方を考える。 |
計3回にわたる現場体験のまとめとなるよう、自分の問題としての捉え方をさせる。 |
8 |
現場体験のまとめ |
・同じ現場を訪問したグループの中で、個々の体験を発表、ディスカッションして、グループごとに発表する。 ・お世話になった現場に感想を添えてお礼状を出す。 |
体験を共有する現場訪問を通して自分たちに何ができるのかを気づかせる。 |
9 |
「障害のある人と生きる」 ディスカッション まとめ |
グループの代表者と施設や職場、学校の職員がパネルディスカッションの形で、問題点や将来の構想等を話す。 |
同じまちで暮らしているということに気づき、サポートしたいという気持ちを育てる。 |
教科名 総 合
学校・学年 中学校 第2学年
指 導 方 針
○ 福祉の現状を知るため、行政の方や様々な方の話を伺い障害のある人を理解してもらう。
○ まちの福祉の歴史と現状を掴む。
○ 障害のある人も安心して暮らせるまちにするにはどうするべきかを考察させる。
○ NIE(ニュースペーパー イン エデュケーション)を取り入れ、新聞に関心を持たせる。
○ ディベートや研究発表を通じて表現力の向上を図る。
○ コンピュータの活用方法を再認識してもらう。
コマ |
指 導 内 容 |
展 開 例 |
留 意 事 項 |
1 |
まちの福祉の歴史と現状 |
まちのソーシャルワーカーの方を招き、まちの福祉の歴史と現状と今後の展望を掴む。 |
お話を伺った後、グループディスカッションを行う。今できる社会貢献について考察させる。 |
2 |
福祉の環境、まちの様子 (NIE学習) |
新聞や市報等を利用し障害のある人のための施設や設備の設置状況や、催し物等を調べ、積極的な参加を促す。 |
定期的に新聞や市報を活用し市政等にも関心を持たせる。 |
3 |
だれもが住みよいまちにするには @ (IT学習) |
インターネットを利用し、福祉の現状をつかみ、もっと改善できる点、行政や市民は何ができるのかを考える。 |
まちや社会福祉協議会等のホームページを活用させる。 |
4 |
だれもが住みよいまちにするには A (講演) 講演例 自閉症協会の方の講演 障害者総合センターの方の講演 |
・関係者より障害のある人の生活や、就労支援、実際にあったトラブル等、話を伺う。 ・自閉症協会の方の話を伺い支援の現状をつかむ。 |
知的障害、精神障害の方の生活を知り、精神・知的障害の方々への支援のあり方を考察させる。 |
コマ |
指 導 内 容 |
展 開 例 |
留 意 事 項 |
5 |
体験学習 |
・地域の作業所での体験学習を行う。 ・障害のある人の通う学校でスポーツ等を行い体験する。 |
知的障害のある人と直接ふれあう交流の場でお互いの理解が深められるようにさせる。 |
6 |
ディスカッション @ ・心のバリアフリーとは ・理想の心のバリアフリーとは ・理想のまちづくり |
・グループディスカッションにおいてそれぞれの意見交換を行う。 ・次回の調査に向けての準備をする。 ・オブザーバーとして「心のバリアフリー市民会議」のメンバーに参加していただく。 |
意見の出やすいグループ編成によって行っていく。 |
7 |
ディスカッション A ・グループディスカッションと全体ディスカッションを織り交ぜて |
・各地域の現状調査から不足な点や今後の課題について、検討する。 ・障害の種別によってそれぞれの立場で考える |
いろいろな視点で探ってみる。 |
8 |
まとめ研究発表会 |
年間を通して学んだこと発見したこと、福祉行政等グループ毎で発表を行う。 (学年、全校生対象の研究発表会) |
年間を通し学習・体験してきたことを再確認させるとともに友人の感じ方等も吸収させる。また、自分にできることを探る。 |
教科名 総 合
学校・学年 中学校 第3学年
指 導 方 針
○心のバリアフリーという観点から、考えられるまちづくりの構想化を行う。
○ディスカッションを通し、障害のある人を含む人間同士の本来の関わり方を探り学ぶ。
○意見をまとめて、実際の行動を試みる。
コマ |
指 導 内 容 |
展 開 例 |
留 意 事 項 |
1 |
まちの現状調査 ・グループ活動 ・情報収集の実践 |
・資料、情報収集調査を分担によって行っていく。 ・学校外へ実際に足を運び調査を行う。 |
インターネットの活用、行政・作業所等への訪問の聞き取りを行う。 |
2 |
調査結果レポート作成 ・考察をグループ毎に行いレポートにまとめる。 ・グループ内で情報交換 |
・各自考察を深めレポートを作成する。 ・現状の把握と認識。 |
レポート作成の際、グループ内での考察を深める。 |
3 |
教室ディベート @ 準備 『障害のある人と共に まちでくらす』 |
・ディベートのルールをつかむ。 ・インターネット、図書館等で次回のディベートの資料作成及びグループミーティングを行う。 |
ディベートのルールを認識させ、次時に行われるディベートで自分の主張する立場に立った資料集めを行わせる。 |
4 |
教室ディベート A 『障害のある人と共に まちでくらす』 |
・ディベートの資料を賛成派と反対派に渡す。 ・資料の活用方法及びディベートの展開を学ぶ。 ・ディベートを体験する。 |
自分の持っている意見だけでなく、他の考え方にも目を向けさせるようにする。 |
コマ |
指 導 内 容 |
展 開 例 |
留 意 事 項 |
5 |
ディスカッション ・意見のまとめ ・提言書作成 (学校所在の地域で) |
・現実的にまちづくり提言をまとめていく作業に入る。 ・次回懇談会に向けた役割分担を決める。 |
現実化に向けて何が自分たちで出来るかを探り、実践に移す準備を行う。 |
6 |
市長懇談会 「新しいまちづくりについて」 テーマ懇談会 |
・懇談会を持って直接意見交換を行い、提言を行う。 |
市長の考えを直接聞くことによって、視野をより広げていく。 |
7 |
懇談会の報告会 |
・市長との懇談会の報告と感想等の報告会を学校にて行う。 |
感想とまとめを行う。また、これから、障害のある人とどのように接していくべきか確認する。 |