9回心のバリアフリー市民会議

あどぼセミナー第一弾! 利用者が知ろう!考えよう!障害者福祉支援費制度

しくみを知る・権利をまもる・使いこなす

2002年7月27日(土)午前10時〜午後4時

三鷹市産業プラザ 7階ホール

入場無料・予約不要

 

 
 
考える@  「障害をもった人の権利について考える」

           金 政玉氏      (DPI障害者権利擁護センター 所長)

 考えるA  「障害をもった人のサービス利用について考える」

           石渡和美氏     (東洋英和女学院大学 教授)

 話し合う  「どうなるの?どうするの?支援費制度」

           石渡和美氏     (東洋英和女学院大学 教授)
           岸本啓子氏     (地域生活援助センターびーと ピアカウンセラー)
           金 政玉氏      (DPI障害者権利擁護センター 所長)
           山内啓次氏     (三鷹市障害者福祉懇談会 代表)
 <予定>

       コーディネーター     朝比奈ミカ氏   (東京都社会福祉協議会)




     後援  三鷹市・武蔵野市・(社福)東京都社会福祉協議会・(社福)全日本手をつなぐ育成会

協力    DPI障害者権利擁護センター・全国自立生活センター協議会人権委員会

社会福祉・医療事業団助成事業団(高齢者・障害者福祉基金)助成事業

 

いままでの障害者福祉サービスは、行政がサービスの受け手をきめ、サービス内容を決定するという「措置制度」に基づくものでした。これが、平成15年度より、サービスの利用者が自分で決めること(自己決定)を基本とし、行政はそれに必要な費用(支援費)を支払うという高齢者の介護保険に似た制度へと変わろうとしています。

これは、障害をもっていても自分で自分の生活を選び、地域のなかで自分らしく暮らしていく社会にふさわしく、福祉サービスのしくみをかえていこうという考え方に基づいています。

 これは、考えかたとしてはとてもいいことかもしれません。しかし、このように大きく制度が変わるのに、細かいしくみはまだはっきりと決まっていません。また、実際に障害者福祉サービスを使っている人にはほとんど情報が届いていません。それから、必要なサービスを選ぶのにサポートがいる人の総談に乗ったり、サービスを使っていて問題となるところを調整する障害者ケアマネジメントというしくみもまだしっかりとできていません。選べるだけのサービスがきちんとあるのか、行政は費用(支援費)を払ったのだから、サービスそのものには責任がない、などと言われはしないだろうか・・?いろいろ心配なことがいっぱいあります。

そうなると、これからは今まで以上にしくみやサービスの正しい知識、施設などサービスを提供するところと交渉する力、情報を交換し励ましあう仲間たち、そして、なにかあったらきちんとクレームをつける勇気が必要です。そこで、心のバリアフリー市民会議では選べる福祉サービスをきちんと利用するために、利用者のひとりひとりが「知識・仲間・勇気」を身につけてゆくことを市民と支えあうあどぼ三鷹武蔵野のプロジェクトを行うことになりました。

第一弾は、「しくみを知る・権利をまもる・サービスを使いこなす」と題して、支援費制度開始にむけて障害者福祉サービスの利用者のためのセミナーです。障害をもつ当事者だけでなく、障害をもつ人の家族、そして、施設等で支援にあたる人たちも是非きてください。後半は、できるだけ小グループに分かれての話し合いなども行いたいとおもいます。

             おといあわせはこちらまでどうぞ 


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