9回心のバリアフリー市民会議

あどぼセミナー第一弾! 利用者が知ろう!考えよう!障害者福祉支援費制度

しくみを知る・権利をまもる・使いこなす

2002年7月27日(土)

三鷹市産業プラザ

後援 三鷹市・武蔵野市・(社福)東京都社会福祉協議会・(社福)全日本手をつなぐ育成会
協力 DPI障害者権利擁護センター・全国自立生活センター協議会人権委員会

社会福祉・医療事業団助成事業団(高齢者・障害者福祉基金)助成事業

  考える@  「障害をもった人の権利について考える」
           金 政玉氏      (DPI障害者権利擁護センター 所長)
 考えるA  「障害をもった人のサービス利用について考える」
           石渡和美氏     (東洋英和女学院大学 教授)
 話し合う  「どうなるの?どうするの?支援費制度」
           石渡和美氏     (東洋英和女学院大学 教授)
           岸本啓子氏     (地域生活援助センターびーと ピアカウンセラー)
           金 政玉氏      (DPI障害者権利擁護センター 所長)
           山内啓次氏     (三鷹市障害者福祉懇談会 代表)
 <予定>
       コーディネーター     朝比奈ミカ氏   (東京都社会福祉協議会)


 セミナーに出席して

 障害をもつ子の親としてセミナーへ参加。娘は急性脳症の患児で、三年半程前に障害をもつ事となりました。ろくに回復もしないまま退院し地域に戻った娘と共に、一気に変わった生活の一つ一つに振り回されるばかり。障害をもった事は不幸ではなかったものの、生活していく上で困難な事は少なからず・・・受けたいと願うサービスは、年齢や手帳の度数で制限を受ける。この先私達に何かあった時、果たして行政は娘にとって頼るべき存在なのだろうか?発症により一転した生活を余儀なくされた者としては、常に『いつ何時』と云う不安を抱えています。
 施設入所を否定する気は決してありませんが、出来る事なら地域の中で生活をさせてやりたい。親亡き後も。どんなに障害が重くても自立の時はやってくる。同じ様に誰にでも幸せと呼べる人生はある筈です、娘にとっても。
 今回セミナーで当事者の方、支援費に関わる方とそれぞれお話を伺って・・・ 立場を違えた中に、それぞれの熱い想いを感じる事が出来ました。支援費制度の理念が『どう生きたいか?』からのスタートであるならば、私達(当事者とその親)は『生き方を選び』『可能性』を生かせる者にならなくては。支援費制度の理念が『どう生きたいか?』からのスタートであるならば、私達(当事者やその親)は『生き方を選び』『可能性』を生かせる者にならなくては。
 そして親としては特に・・・ 岸本さんからのお話から、子供との関係を見つめ直す機会を与えられたセミナーとなりました。出来ないと嘆く前に、実現の為のアクションは『親が元気なうちに』。自立は子供だけのものではないのですね。
自己実現を、子供の成長と共に考えていきたいと思いました。
                                                   (狩野一美)



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