<平成11年11月28日>

イナッフ・フォア・トゥデイ?岡部です。

久々の「どんぐりはうす」通信、武蔵野市テンミリオンハウス応募の経過報告です。

いよいよ月末の公募締めきり、「どんぐりはうす」も明日書類提出します。

先立ちまして、前回御話した市のコンサルタントとの事前打合せ(首実験?)は無事
終了。
このコンサルタントは、採択の事実上キーマンと思われるだけに、ほぼ出願時書類に
ちかい内容そろえて、会見に臨みます。
それで、結論からいうと、この反応がとってもよかったです。まず、市職員関係含め
てはじめて、「富山型デイサービス」という高齢者・障害者・子供が共助する小規模
デイ」のことしってる人でした。そして、内容の先進性に(自分でいうのもなんです
が)感銘、専従予定のの人の履歴書ももっていった実現可能性にも感銘、で、最後
に、「とっても楽しそうな構想ですね。この応募が採択されるととってもいいとおも
います」ということで終わりました。
まあ、入社試験でも、落とす人にはやさしい言葉をかけるとかいうこともあるし、形
のうえでは彼が決まるのでなく、採択委員会が決めるので、わかんないですが、も
し、リップサービスだったら、ずいぶん腹黒い人?っていうぐらい好評価のようでし
た。

次に地域の福祉の会。ここへのねまわしは必須という市からの御達しにより、再度コ
ンタクト。最初役員会で説明をという話だったんですが、またまた変わって、「どの
団体か決まるまでは、どことも会わない」っていうことで、(なんでそんなにナーバ
スなるの?って感じでしたが)」書類送付のうえ、電話での福祉の会としてのニー
ズ、意向のヒアリングとなりました。
でも、意向内容については、とってもまともっていうか、こちらの応募条件にあって
るんで、

1 地域の人も利用できる施設が望ましい。>はいはい、御茶飲めるし、買い物もで
きますよ。
2 福祉の会もなんらかのかたちで参加できるものが望ましい>ボランティアは大歓
迎です!
3 高齢者だけでなく、障害ある人も対象となるのが望ましい>これぞ、どんぐりは
うすの最大の特徴

っていうことで、こういう条件満たすのは、「どんぐりはうす」以外にどこがあるの
?っていう感じですね!

最後に、「どんぐりはうす」運営スタッフのミーティングをして、出願前の最終確
認。
「登録利用者10人(登録会員のみをカウント)・1日&AM8:00−PM7:00の
基本運営時間&1日平均10時間の開館」っていうのが、市側の出した1000万円
交付の条件で、本来は、開館だけでも専従が2人は必要。これで市が1000万で運
営できるならやってみい、って感じですが、まあ、できないから募集するのよね、と
いうことで、なんとかこれをこなす計画をたてて、スタッフの了解を求めます。
専従の人の給与待遇(週休2日・賞与含め大卒初任給水準確保)で、予算の過半が消
えてしまうので、あとのスタッフは、アトリエ責任者のごろちゃんと代表のあたしも
含めて時給制のアルバイト。ごろちゃんにもわるいし、あたしは、多分ただ働き?に
なりそうですが、それでもちゃんと専従の待遇は保証するのがあたしのポリシーで
す。
専従の人も(大卒新卒女性・教育学専攻)意気に答え、「週6日やるなら土日もあけ
たい!」と表明。土日閉まってる高齢者総合センターや障害者総合センターにも聞か
せたいね!

全員の意思確認して解散となりました。市側にだす「構成員」の名簿には、あたしも
含めて記載は6人、うち武蔵野市は4人、さらに関前3丁目在住(ほんとの地元)
が、2人、障害もってる人が2人、障害者の親が2人という立派な?名簿となりまし
た。(もちろん、これらの人だけでなく、採択されたら、もっといろんなひとに協力
してほしいです)

出願後の日程は、事業採択運営評価委員会っていうのが、12月初めに構成されて、
討議、「12月下旬 補助対象事業の決定」とあります。採択基準は、「代表者の事
業推進力・地域福祉への貢献度・公益性・効率性・専門性・安定性・発展性」だそう
ですが、「代表者の性格」っていうのがないんで、助かりました?

決定・落選、どちらにせよ、12月23日のイナッフ・フォア・トゥデイ?の1周年
記念どんぐりずむ「空中楼閣の夢」の時までにはまにあえば、そこで発表したいです
ね。

この委員会の評価には、書類のほかに「面接」も予定されてるので、また、そののち
にでも、「どんぐりはうす通信」だしたいとおもってます。

あ、そうそう、最終応募内容が、現行ホームページにアップしてあるものと、最終出
願では若干違ってます。主として、喫茶店の営業許可がとれないこと(あれだけ事前
の要望確認したのに)、風呂があること(これは前向きに対応)、利用者が原則登録
制であることに対応したものですが、それでも地域に開かれるようにうまーく工夫し
てあります。
どうぞこちらで閲覧くださいませ。
http://www.eft.gr.jp/dongurihouse/dhkikaku.htm

応募提出書類には、このほかに、市側の様式の書類5種類(これが書きにくい・・し
かも手書きです)、複式簿記にのっとった予算計画書、ごろちゃん書いた「どんぐり
はうす」構想画、建物利用計画図、地域のヒアリング報告、資料編として、イナッフ
・フォア・トゥデイ?やどんぐりずむ、富山型デイサービスの新聞記事スクラップ、
常勤職員履歴書!、だるま森のごろう活動歴と作品集!!、イナッフ・フォア・トゥ
デイ?パンフレット!!!までつけた、ビジュアルにも優れた?豪華版となり、応募
の封筒はぱんぱんにふくらんでおります、うふふ。

<平成11年12月9日>

イナッフ・フォア・トゥデイ?岡部です。
12月はじめてのどんぐりはうす通信です。

応募締切りが終わったので、市役所にいって、他の応募者を聞いてきました。
(これは、応募締切りしたら、市民がだれでも閲覧できることになってる)

いってびっくり。締めきりまえの話とちがって、関前の応募はなんと8件。
大人気ですね!
ちなみに、南町は3件、北町は2件。
関前応募者を紹介すると、イナッフ・フォア・トゥデイ?以外は、

1「藤崎由美子と健康を考える会」(健康相談、マッサージ、カラオケ、フラメンコ
・・?)
2「ケアセンターやわらぎ」(デイサービスと在宅ケア)
3「パーソナルケア」(デイサービス、ショートステイ)
4「サポートハウス年輪」(食事・入浴・宿泊サービス:田無市よりの応募)
5「東京高齢協武蔵野地域センター」(ミニディサービス、生活支援型ディサービ
ス)
6「サポートネット」(パーソナルサービス、グループ活動サービス、送迎サービ
ス)
7「ケアグループ風」(高齢者、障害者のためのディサービス事業:小金井市からの
応募)

とっても怪しい?(イナッフ・フォア・トゥデイ?もひとのこといえないか?)1を
除き、やっぱり高齢者小規模ディサービスが
圧倒的。でも、地域に立派なデイセンター併設する特養の武蔵野館が新設されたばか
りなのに、どーするのかなあ・・?
もし採択されても御客いなんじゃ、って地域のケアグループのひともいってましたよ
う!
それに、4、7は、加えて市外からの応募だから難しそうだしね。
あと、おともだちのサポートネットも、今回のテンミリオンの趣旨と、団体の活動内
容が違いすぎてるし、残念ながらちょっとむつかしいんじゃないかなあ。

応募は多かったけど、依然として、事業採択基準(代表者の事業推進力・地域福祉へ
の貢献度・公益性・効率性・専門性・安定性・発展性、なんだそうです)からする
と、やっぱりイナッフ・フォア・トゥデイ?じゃないかなあ、とおもうのは自画自賛
?でも、うわさだけど、市の顧問のコンサルタントの方は、内輪の話で、イナッフ・
フォア・トゥデイ?の提案を絶賛してたそうです、やっぱり、まえのはなしのときの
お褒めの言葉は、社交辞令じゃなかったのね、と嬉しくなりました。いちおう専門家
の御墨付きは得たようです・・

あとは、事業採択委員会が、いろんなしがらみとか、偏見なく、採択基準を踏まえ
て、選んだ結果で、イナッフ・フォア・トゥデイ?選ばれなかったとしたら、それは
それでしょうがないんですけど・・・
しかし、事業実施要綱に、「事業の採択は・・・事業採択基準に基づき、団体等の事
業の地域福祉への貢献度合い、事業内容の
分布整備状況のバランス・・・・・を考慮してその可否および優先度を決定する」と
あるんだから、利用人員に大幅な余裕ある武蔵野館ありながら、それと機能まったく
だぶる高齢者専用デイケアが採択され、(そんなことないと信じてますけどね)そん
でもって利用者なんてほとんどなかったりしたら、これはちょっとおおごとですよう
!「(テンミリオンは多様な市民の発想を生かすことが大事なのだから)全部を「川
路さんち」(最初のテスト版テンミリオンで、高齢者デイケア)にすることはな
い」って、コンサルタントの先生もおっしゃってたという話だし・・・・ね。

というわけで、もうすこし続きます、今後を、乞うご期待。

と終わりにしたかったのですが、しかし、もうひとつ問題が・・・なんと、関前の
み、事業採択決定が大幅に遅れそうなんですって!
少なくとも、御約束の年内採択は絶望的だそうで。でも、開始年月日は変えないそう
で・・・
なんか、高齢福祉課と関前福祉の会(地域社会福祉協議会)が、「実施をめぐる前提
条件をめぐって」再調整が必要なんですって。
「エーっ、応募が締切られて、あとで、関前でテンミリオンをやるかやんないか(と
いうことです、「実施をめぐる前提条件をめぐって」ということは)という次元の
話って、なんなの?しかも、関前福祉の会に事前に例を尽くしてヒアリングしても、
「採択きまった団体とのみ話をする」っていう一テン張りだったけど、いろいろある
なら、ろれまでにいってくれればいいじゃないの、とおもいましたが、哀れな無力な
一市民(ほんとですよ!)としては、どうにもなりません。「15日までには、「い
つ採択されるか」ということは目安つける」ということだけ約束してもらって帰って
きました、とほほ。こちらの提案の専従予定者は、大学新卒のうら若き女性で(別に
うら若いことは関係ないけど)、その履歴書まで添付して応募してるんだからね!こ
の応募のためにほかの就職まってるんですよう!そこまでこっちは真剣だし、人生賭
けてるんです。ずるずる遅れて、かわいい女性の(かわいいは関係ないけど)一生狂
わしたら、人権問題ですよう!
ま、関前福祉の会もいろいろ事情あってのことと思いますし、会長さんは個人的に
は、「高齢者だけでなく障害者も対象に」なんていてくれてるんで、わるい感情は
もってないんですが、これって、経緯事情は別として、結果として、「地域エゴ」
「権利の乱用」っていうような、関前地域の恥とならないいかなあ?(関前福祉の会
は、あくまで、地域の事情のヒアリング、事業実施後の評価の1員であって、事業採
択の決定は、有識者中心の事業採択委員会で、ということに最初からなってます)
今回応募のための「団体構成員」(っていうらしいです)にも、関前3丁目在住のス
タッフがふたりいるし、そちらからも、地域住民として、高齢者福祉課(0422−
60−1846 テンミリオン担当:竹内さん)や、武蔵野市民社会福祉協議会(0
422−23−0701 関前担当:菊池さん)に電話でもしていただけないでしょ
うかねえ?特に、御二人は、障害児の親、障害者本人という地域住民と利用者の2つ
の側面兼ねるんで、そのどちらもいない(とおもいます)この福祉の会よりも、もっ
と「地域の福祉の実情とニーズ」わかるんだから、直接的にそれを反映させて欲しい
んです。別に直接「どんぐりはうす」の宣伝しなくていいから、「武蔵野館ある関前
にこれ以上高齢者のみの地域に閉ざされたデイサービスはいらない、高齢者・障害者
・子供という本来の事業対象をバランスよく対象にした地域に開かれた事業を選んで
欲しい。」という声を届け、それと、「なんかの事情で採択決定が遅れるかもという
噂きいたが、早く決めて欲しい」とプッシュしていただきたいのですが、いかがで
しょう?
あと、おなじく関前在住の東小学校の内田さんとか、関前および武蔵野在住のかたは
是非!御電話でも、御手紙でも(お役所はまだEメールではだめみたい)お寄せいた
だければ幸いです。

またまた超長文になってしまいましたあ!スミマセン。続報いたします、乞うご期待


<平成11年12月15日>
イナッフ・フォア・トゥデイ?岡部です。

どんぐりはうす通信、前回は、応募がでそろったことと、地元福祉の会の調整で、決
定が遅れる、というとこまででしたね。
13日が、地元関前福祉の会役員会での市との調整ということでしたので、本日結果
を聞くため、高齢者福祉課に連絡とりました。

結果は、

役員会では基本的理解は得られた。正式には、17日の運営委員会で再度確認となる
が、実施の見直し、決定のこれ以上の遅れということはない。

関前福祉の会として、独自に事業をやりたいとか、どこかの団体といっしょにやりた
い等の希望は一切ない。また、決定済団体とのみ打合せするというスタンスは同じ。
(決定後では事業内容を変更できないことも理解してるそうです。)

今後のスケジュールは、採択委員会の初回打合せが、12月20日の予定。年内に、
ある程度の打合せ・検討をおこない、1月の第13日か20日の週に代表者の面接、
その後、すぐに実施団体の決定。(遅くとも月末ですね、という確認に、そうです、
という答え)

当方としては、

1月末以上の遅れは絶対に困る

採択委員会の検討内容については、決定後、議事録の閲覧を御願いする

ということを伝えました。

一応、これで、1月遅れで、また軌道にのったわけです。やれやれ。いろいろ皆様ご
心配をかけました。
でも、本来の検討選抜はこれから。多くの団体が出願してる激戦状態ということには
変わりはありません。
やっぱり一番心配なのは、小規模高齢者デイケアの諸団体。まえから、市としてはこ
れにしたがってるのが
見え見えですし、でも、個別の団体には別にうらみ?もありませんが、武蔵館館ある
関前で、小規模高齢デイケア
は意味ないはず。また、地域に閉ざされ、障害者や子供に利用できない施設は、関前
福祉の会も含め、地域住民は望んでいないようです。ここらへんを、どこまで、事業
採択委員会がきちんと踏まえ、討議されて決定されるか、ここにかかってますね!
(議事録公開要望の趣旨もここらへんにあります)なにしろ、面接もたった一回しか
なく、こちらの主張をどこまでアピールできるか、こころもとないし・・・・

ついては、最後のプッシュで、趣旨にご賛同で、かつ、特に関前に住んでいる、仕事
してるかたのご協力をお願いしたいのです。
高齢者福祉課へ電話して、「すでに高齢者デイケアができる武蔵野館があり、しかも
定員にずいぶん余裕がある関前地区につくるテンミリオンハウスは、テンミリオンハ
ウス本来の趣旨を踏まえ、高齢者だけでなく、障害者にも開かれ、子供や地域住民も
利用できるものにしてもらいたい」とおっしゃっていただければ、大変嬉しいのです
が。おしりあいもいれば是非声をかけてくだされば幸いです。

武蔵野市高齢者福祉課は、0422−60−1846  担当は、竹内さんというひ
とです。

やっぱり、最後は、「地域住民のニーズ」だとおもうんですよ!最後の運命は皆様に
かかってます・・(なんか、選挙演説みたいになってきちゃいましたねえ?)

<平成12年1月13日>
イナッフ・フォア・トゥデイ?岡部です。

新年初めての、どんぐりはす通信です。

本日13日、諮問委員会(受託事業の決定委員会)に
行って来て、面接・説明・質疑応答をしてきました。
初めての、そして最後の(!)面接です。>これでいいのか?

時間は、1団体あたり、約20分とみじかく、5分程度の
説明と、あとは質疑応答です。>それでいいのか?

諮問委員のひとたちは、知らないひとばかりで、市外の
有識者?中心とみうけられました。
あまり地域のことしらない様子で、遅刻する委員がいて、
説明会も時間おせおせになってしまったりして、
あんまり好印象はうけなかったですねえ。
(こっちも諮問委員の人達を逆面接?してたりして)

いっしょにいったごろちゃんはこういう雰囲気苦手みたいで、
おびえて?ましたが、別にあたしは、平気なんで、楽しく
プレゼンテーションしてきました。
地域のこと知らないひと多そうだったので、地域のニーズから
いって高齢者のみのデイケアはいらないこと、介護保険踏まえて
市としての介護保険もれの高齢者の対応必要なことはわかるが、
それと小規模老人デイとは、すくなくとも関前ではリンクせず、
本来の21世紀委員会の審議にのっとった「高齢者・障害者・
こどもが地域で共助する小規模施設」こそが意味があること、
を力説しておきました。
これは、我ながら説得力あり、でしたね。
運営委員からは、もちろん、直接の反応聞けませんでしたが、
南町で応募する南町福祉の会のひとたちなんかから、是非、
岡部さんとこが受託してほしい、なんてエールがあったりしました。

主だった質疑では、

1自立したひと対象といっても、介助必要なひときたらどうする
 の?
(答) 自立とは、障害のあるなしでなく、マンツーマンの付きそい
補助の必要の有無であり、自立の意思ある人には、常識の範囲内の支援は当然
します。マンツーマン対応については、必要に応じ、地域のケアグループ、パーソナルケア、
サポートネット等を斡旋、協力してもらいます。

2応募動機は、障害者の対応がもとか、高齢者対応がもとか?
 (質問意図がわかる次元の低いやーな質問ですね!)

(答) 自閉症の息子ゆえに、イナッフ・フォア・トゥデイ?という店をつくったの
だから、店の設立および、福祉に足を踏み入れたのは、障害関係から
の知識と動機がもとである。しかし、その後の店の活動のなかで、障害の種別による区分、
また、健常障害との区分でなく、高齢者もふくめたさまざまな人々の交流のなかでの
み真の福祉は実現されるということを学習したところに、今回の、「高齢者・障害者・子供が
地域で共助する」というコンセプトに出会い、共感して応募したので、そういう区分自身が
ナンセンスとおもいます。(そう簡単にひっかからないよーだ。)

3商品売上がかなりの比重しめてるようだが、利益確保、販売量など大丈夫か?

(答) 予算上はたかだか、1日5000円、しかも、掛け率80%程度ということ
で、月間数万円の利益しか予算だてしてない。
理由は、販売高および利益自体が目的ではなく、その商品販売をするという
ことを通じての販売者たるシニアスタッフ(高齢者有償ボランティア)の自
己実現、および地域との結びつきが目的なのであって、利益優先でその趣旨がくずれ
たり、運営に支障おきたりすると困るからである。しかし、扱う商品については、
アトリエや他の作業所での製品を中心に、国内フェアトレードにもなる、また、環境
・健康にもいい優れた商品を扱いたいとおもっています。

なんてとこで、「どこで引っ掛けたいのか?」のポイントもわかりやすかったし、
まあ、質問者の顔色反応みてると、答えとしては、「合格」ってところかな。
(なんか、受験の口頭試問みたいでしたね・・ひっかけの要素あるのもそっくり!)
んでも、本来そうであるべき、事業内容自体にたいする質問はほとんどなく、
ごろちゃんは出番がなく、がっかりしてましたね。

最後に、一応?店と愚息の記事のった先週の週間女性の記事も、「テンミリオン応募

ことも触れてありますので」とさりげなくおいてきて、けっこうこっちも抜け目な
かったね。
(でも、けっこうみなさん興味もってたみたい。案外ミーハーなんかしら?)
提出した事業計画にしても、質疑応答にしても、正直いって、いままで会社の事業計
画も作ってたし、新会社つくったこともあるし、数十億の商談のプレゼンテーションした
ことも(そして成功したことも)ありますので、そのノウハウはつぎ込んであるし、自分い
うのもなんだけど、合格まちがいなし!のできだったとおもいますよ。(内容的には)
まあ、まだまだ、太鼓たたいたり、ピザ焼くのよりは、こういうほうが得意ですか
ら。
そいでも、受験とちがい、最後は、「政治」なんだったら、これはもうどうしようも
ないけどね!
(もしそういう匂い感じたら、条例に基づき、審議の議事録の情報公開を請求しちゃ
うかな?)

というわけで、最終決定は、21日の諮問委員会会議経て、月末までのあいだに、
「合格発表」だそうですよ。

市役所や、市民社会福祉協議会に電話して、「どんぐりはうす」支援を表明してくれ
たけいちゃんを始めとするみなさん、本当にありがとう。

あとは、結果待つのみとなりました。

<平成12年2月1日>

イナッフ・フォア・トゥデイ?岡部です。

最終回予定のどんぐりはうす通信です。

いやー、不採択となりました!

以下、文面です。(けいちゃん等から、通知文書の原文
見せてほしいっていわれてたんで・・・でも、期待の?
「サクラチル」の文言なかったよ、ごめんね!)

*********************
武蔵野市テンミリオンハウス事業不採択通知書
              武蔵野市長 土屋正忠

平成11年11月29日付で申請していtだいた貴団体の
事業計画については、慎重に検討した結果、まことに
残念ですが、平成11年度事業としては不採択となりまし
たので、お知らせいたします。

    担当 武蔵野市高齢者福祉課
         電話 0422−60−1846
         FAX 0422−51−9218

*この決定に不服があるときは、この通知を受け取った日の
 翌日から起算して60日以内に武蔵野市長に対して、異議を
 申し出ることができます。
**********************

延長の決定期限のぎりぎりに31日の夕刻、あわてて速達で
配達されたにしちゃ、結構冷たくて、見方によっては挑戦的?な
文面ですねえ。

まずは、専従予定の方々、また、今回の応募に際し、名簿に
名前を連ねていただいた方々、ありがとうございました。
ご期待に添えなくて、もうしわけなく思っております。

でも、あたしとしては、これが、始まると結構夫婦の危機?もあり
えたので、個人的には、痛し痒しかな・・・このところいろいろと見える
ところもありましたので、喫茶実習場としてのイナッフ・フォア・トゥデイ?
の再構築、愚息との関りの強化、ボランティアとしての活動、体重管理?
太鼓練習??等に今年の目標を定めたいと思います。

あとは、事情採択の経緯については、公文書開示請求で、採択委員会の
議事録を見せていただいて・・・などと、考えてるうちに、ちょっと??な
ことが!!

なんと、不採択の通知がきてるのに、採択団体がきまってないようなんです。
サポートネットとパーソナルケアの2団体の幹部が、昨日今日と市役所に呼ばれて、
調整?図ってるらしい!
市の高齢者福祉課に確認してみたところ、「事業採択委員会の支持が同列だった
もので、最終決定を市長にゆだねている。事業内容の変更や、合体等はなく、
あくまで、どちらかが採択されるということ」だそうです。
なーんか、変なの!
不合格発表が先にあって、合格発表は後って試験はあんまりないように思います。
合格発表日に合格者が決まらないっていうのもね。
他の地域はみんな決まってるそうで(北町:アビリティズ 南町:萌黄の会)またま
た、
関前だけがねえ・・・
ま、かくなるうえは、個人的にはサポートネットにきまってくれたらなあ、とは思う
んですが、
4日の保護者会までには決まらないようですよ、8日ぐらいまでかかるみたい。

まだ、しばらく、どんぐりはうす通信は続きそうです、やれやれ・・


<平成12年2月6日>

岡部@イナッフ・フォア・トゥデイ?

不採択になった「どんぐりはうす」ですが、専従の予定者が
いるってお話しましたよね?
斎藤さんという今年大学の教育学部を卒業するうら若き?女性です。
もちろん、不採択で、「就職」もだめになっちゃったわけで・・・
もうしわけないと思います。
全く、武蔵野市も罪作りだよね!
でも、志が高くてとっても素敵なひとなんで、もちろんこれからも
いろいろ一緒にやっていくとともに、なんか、ぴったりの仕事も
あったらな、なんて思いを勝手にもってます。

というわけで、以下、どんぐりはうす不採択の際にやりとり
したメールのうち、プライベート部分除き、許可得て転載します。
だれか、是非志にあった仕事・バイトを紹介してください!
連絡は、DMで、あたしまで> [email protected]

*********************************************

 岡部さん
 
 メイルありがとうございます。
 ダメだったんですか…
 昨日はチェックしていなかったので
 今、1人ショック状態でいます(T_T)
 ・・・・・・・・・(略)・・・・・・・・・・・・・・
 正直、どんぐりはうすのお話を伺った時は
 血圧が上がるほど興奮し(笑)、
 かなり期待していたのでショックは大きいです。
 ただ、岡部さんから、市の採択調整の動きを伺っていて
 可能性の低さは感じていました。

 不採択の結果も、何か意味のあることとおもって諦めます。
 本当に心からすばらしい案だと思っていました。
 返す返す残念です…

 この先のコトは、少し時間をおいて考えたいと思います。
 自分の中にいくつか選択肢があるので。
・・・・・・・・・・・(略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 私としては岡部さんやゴロオさんと知り合って
 お二人や周りの世界に強く惹かれました。
 だからお二人に付いて
 福祉のあり方や人との付き合い方
 地域との繋がり方などなどを学ばせて頂きたかったんです。
 
 どんぐりはうすの内容もさるコトながら
 お二人と共同作業ができることが
 何よりもの幸せと思っていました。
 ・・・・・・・・・・(略)・・・・・・・・・・・・・・

どんぐりのショックから数日、いろいろ思考が巡ります。   
 当初、すぐには就職せずに1年間、バイトをして
 いろいろ見ようと思っていました。
 ユニークな福祉の実践を見たり、旅で出会いを重ねたり、
 木工や陶芸の職人さんを訪ねたり、旅人宿を見て回ったり…

 1年のとき、それまで幼〜高まで杉並から出たことのなかった「蛙」が、
 はじめて北海道の宿で2週間ヘルパーをして知り、惹かれた、
 いろんな意味での世間の「広さ」(人の生き方、価値観など)を
 改めてじっくり実感したかったんです。

 初めは、いつかその経験が福祉の仕事をするのに
 活かせたら…と思っていましたが、
 段々と世間の「主流」(と決め付けているのも自分ですが)に
 馴染めないでいる自分自身が生き生きとするための
 「路」探しでもあったな、と思うようになってきました。
 私自身も安心して、ひとと生きていける、
 「懐深い場」を求めているようです。今も。

 その懐深い場を目指すために何ができるのか…

 その時、閉じこもりや不登校に興味を持ち、
 フリースクールを調べ始めたり、イナフやクッキングハウス等々の
 彩りのある福祉の実践を
 「情報収集車」と化していろいろ見て回りながら思ったのは、
 どんぐりはうすのコンセプトにあったような
 子ども、大人、老人→年齢
 ハンディあるない→障害 etc
 関係なく、みんなが生き生きできる場を
 
 教育(そだち、まなび)
 福祉(ちょっとした心配り)
 芸術(生きがいの手段)
 
 のコラボレーションとして実現できないか
 ということでした。
 この頭のなかのことがすごく理想的に「かたち」になっていたのが
 どんぐりはうすでした。
 
 とりあえず今日はここまで。。

****************************************



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