はじめに 及び99年11月までの経緯
武蔵野市テンミリオンハウス計画とは、地域の実情に応じた、高齢者・障害者・こどもたちに対する市民等の共助の取り組みに対して、小規模物件提供および、年間1000万円(テンミリオン)のなかで武蔵野市が運営の費用補助・支援をおこなう事業です。
武蔵野市の諮問機関である「21世紀委員会」における98年度の討議を経て、99年3月に内定しました。
整備目標数は、最終的に市内に30から40箇所を数年以内の目標としています。
すでに、西久保と南町には、「市のモデル事業?」として、開設が決定、西久保地区は、西久保福祉連絡会が、事業運営を請け負う
ことになったそうです。(経緯は不明)
今年度内(4月まで)に、4箇所程度の開設を予定しているそうで、そのうち2箇所は関前と北町の市有遊休(といってはいけないそうですが)物件が想定されているようです。
99年10月までのイナッフ・フォア・トゥデイ?の準備、今後の予定等は、下記の「応募の推移」をご覧ください。
99年10月応募までの推移
イナッフ・フォア・トゥデイ?としては、いままでの「心のバリアフリー」の活動を住宅地に拡大し、さらに「どんぐりずむ」の活動との合体も視野にいれて、応募することにいたしました。
下記「応募要旨」は、武蔵野市提出そのままの事業計画です。
武蔵野市提出の応募計画
事業主体として、小規模作業所等でなく、あえてテンミリオンを選んだのは、ともすれば障害者のみの閉鎖的空間になりがちな危険性をともなう小規模作業所という制度にたいして、「高齢者と障害者と子供」が、「共助」するというテンミリオンの基本的枠組みが好ましく思えたからですが、今年に入っての介護保険がらみの世相のなかで、「介護保険対象外の高齢者のみの施設」になるのでないかという懸念が喧伝されており、市民の皆さんの関心と監視を切にお願いしたいと思い、、事業応募段階から皆さんの支援を仰ぎ、かつ、意見もとりいれた事業としたいと考え、応募計画提出後、ホームページ掲載に踏みきりました。
加えて、万が一、不採用になった場合でも、その経緯を記録し、さらに、不採用の理由を明らかにすることにより、武蔵野市の福祉行政の実態を明らかにするとともに、次の事業化の足がかりともしたいという趣旨踏まえ、メーリングリストでの情報提供と交換を行いました。
応募後、事業不採択通知受領までの経緯は、下記をご覧ください。
応募後不採択までの経緯(メーリングリスト記事より)
1月31日付の不採択の通知書原文
その後、イナッフ・フォア・トゥデイ?含む関前応募団体6団体には、不採択の通知が来たにもかかわらず、採択団体が未決定のまま、2団体(サポートネット、パーソナルケア)のうちどちらかを後日市長が決定するという変則的事態になっていることが判明。
武蔵野市高齢者福祉課に抗議するとともに、事業採択決定をまって、(2月4日にパーソナルケアに決定)9日に、高齢者福祉課に確認のうえ、武蔵野市情報公開条例8条に基づき、採択委員会が市長に提出した評価資料である「平成11年度武蔵野市テンミリオンハウス事業採択及び評価の結果について」そのものと、事業採択委員会の討議の全ての議事録(11年12月20日、12年1月13日、1月21日)の開示を請求しました。
以下が、公式フォームに基づく、開示請求書そのものです。
12年2月9日提出の公文書開示請求書
公文書の公開請求の返事は、可否も含め、2週間以内に、請求者に連絡されることになっています。
それまでの、経緯については、メーリングリストにて報告します!
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