ガイドブックの内容について

『就学前・就学時・学校』という年齢別に分け、全体に渡る『余暇』と『生活支援』の項目を作りました。ガイドブックとして施設や連絡先を掲載するだけではなく、アンケート調査で寄せられた意見や保護者の体験エピソードなど生の声を掲載しました。「親の会」「兄弟姉妹の会」で活躍されている方や、「余暇活動」に取り組んでいる方々に、それぞれの活動についてメッセージをいただきました。

「療育」「教育」「権利」に関する項目には専門家の方や関係者の方から、地域の福祉の現場で活躍中の方に原稿をお願いして、障害のある子供を持つ母親に伝えたいと思うことを書いていただきました。当初、作成しようと思っていたのは情報主体のガイドブックでしたが、広く原稿を依頼できたことで読んでほしい部分が増え、豊富な内容になりました。

地域について

「武蔵野市・三鷹市・小金井市・杉並区・練馬区」の5都市をメインの都市に選びました。私的サービス、地域外のサービスについても、利用範囲のものは、できるだけ、紹介するようにしています。このガイドブックのフォーマットを参考にして、今回取り上げた地域以外の方達にも、自分の住んでいる地域のガイドブックを作ってほしいと思っています。転載可能な箇所や、アドバイスできる部分もあります。ネットワークを作って、地域を広げていきましょう。

行政のサービスについて

ガイドブックを企画するにあたって、各行政がそれぞれの地域で配布している「障害者のしおり」「福祉のてびき」(名前もばらばら)という冊子を集めて、何度も読み比べたおかげで障害者冊子の達人(?)になってしまいました。それぞれの行政が工夫して作っていますが、どの冊子も書かれた文章だけではサービスの内容を読み取ることが難しい、他の地域との比較が出来ない、私的なサービスが掲載されていない等、行政発行の限界を感じました。地域サービスに特徴があることは良いことですが、サービス内容の最低レベルは上げていかなくてはいけません。サービスが伝わらない現在の広報状況では困ります。行政の側から、サービス提供者であるという意識改革をしていただきたいと思います。

評価について

ガイドブックを作るのだから、「評価しなければいけない」というのが作成を始めた当初の考えでした。ところが、掲載内容を揃えるのに精一杯で、評価まで手が回りませんでした。参考になるように、巻末に「第三者評価評」を掲載しましたが、今後の活動で、いつかは評価付きのガイドブック(ミシュランのような)に挑戦したいと思います。評価した内容が信頼される基準になるために、活動を重ねていくつもりです。

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