心のバリアフリー市民会議
行って見るかい?
2001年2月19日(月)

いってきました、むうぷ舎!

食茶房むうぷにて。左は、宮川斎さん。武蔵野市民プラン21の代表でもあります。
第3回行って見るかい?の報告です(参加者5名でした)。
2月19日午後,三鷹の精神障害者作業所・むうぷ舎さんに行って来ました。宮川さんをはじめ,スタッフの方々,お忙しい中,貴重なお話など,どうもありがとうございました。
むうぷ舎のみなさんには昨年の夏祭りの時にも参加していただきました。そして今回は快く見学を受け入れていただきました。今回はメンバーのみなさんとお話しできませんでしたが,今後,メンバーのみなさんとも交流できるチャンスができればと思います。どうか,よろしくお願いします。

 最初は杏林大学病院前にある「食茶房むうぷ」を訪問。ランチをいただきながら,宮川さんからお話をうかがいました。サラリーマンだった宮川さんが「地域での結びつきのなさ」を感じて飛び込んだ活動から,
いろいろなつながりができ,むうぷ舎の設立へとつながっていった経緯は,宮川さんやお仲間の地域活動史ともいうべきものでした。「食茶房」はメンバー(当事者)の方々が生き生きと働いている様子と心のこもった対応が印象的でした。そして,広々とした店内もなかなかこだわりが見られます。まったく「作業所」という雰囲気ではありません。メンバーの方々が自然とお客さんと接することのできる,ほんとうに自然なお店です。そして,何よりも食事がおいしい!からだにやさしい食材,おいしい味付け・・・これはお勧めです。
 むうぷ舎は,この「食茶房」のほかに「リサイクルショップ(新川店)」と「工房(中原店)」とがあります。「食茶房」をあとにした私たちは新川店へと案内していただきました。

おいしそうな食事に市民会議一同、舌なめずり・・・

食茶房むうぷのお昼の定食。これだけついて、650円(作業所なので、消費税はない・・・)カレーもおいしいです)
 新川店は新川公団南の小さな商店街の一角にあります。衣類や食器,古本などを主にあつかう,まさにリサイクルショップです。そしてここの名物といえば「手作りの石けん」です(実は,我が家でも愛用しています)。仕入れ値はただ同然とはいいながら,売れ残った商品の処分など,悩みも多いようです。リサイクル法によって家電製品などの処分に費用がかかるようになり,「売れる商品」を仕入れなければならないなど,ますます工夫が必要になっているとのことでした。
 次は新川店からほど近い中原店です。もともとは店舗だったという建物の中に中原店はあります。作業をするスペースが確保されているだけではなく,ゆったりとくつろげるようなスペースも十分にあって,とてもなごやかな,暖かみを感じるところでした。
 すでに3時半を過ぎていたので作業時間は終わっていたのですが,メンバーの方々がこたつに入って談笑している様子が心に残っています。
むうぷ舎のみなさんには昨年の夏祭りの時にも参加していただきました。そして今回は快く見学を受け入れていただきました。今回はメンバーのみなさんとお話しできませんでしたが,今後,メンバーのみなさんとも交流できるチャンスができればと思います。どうか,よろしくお願いします。

 最後に,むうぷ舎のみなさんにもう一度お礼を申し上げます。
どうもありがとうございました。
                   (江上渉)

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中原店にて。手作りクッキーを買おうと、メンバー一同品定め・・(袋のなかみが全部違うのです、手作りだから?)