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会場がすごく広くて、ちゃんと埋まるかしらと、心配をしながら行きましたが、全くの杞憂でした。参加者300名程度+関係者が50名近く、総数は350名前後にも及び、会場は熱気でむんむんとしていました。車椅子の参加者が半数、広い会場でもいっぱいで、あと何人か来たら、どこに座るか心配をするような状況で…。大盛況で会場係としては、「嬉しい悲鳴」でした。

テレビや新聞社の取材も入って、議員挨拶にも熱がこもります。(そろそろ選挙も近いからかな…)会場も議員も「自立を阻害する法案」・「障害者自立支援法に問題あり!」の認識で一致して、社民党や共産党からは何度も「廃案にするべき」の言葉も。

最後に挨拶をされた福島瑞穂参議院議員が、「同じ福島さんのおっしゃったこと」と「見えない刑務所に収監され、外出のたびに保釈金が必要になる」、と何度も紹介した福島さんの文章を熱く語って頂いたのはうれしかった。(誰にでもわかることがわからなくなる政治って、いったい何でしょう?)

指定発言の方々からは、今、本当に心配していること、心からの声を届けたい真摯な熱意が伝わりました。熱くなって言葉に詰まってしまい、声が震え、つい時間をオーバーしてしまう。わかってることを無視されていらだたしさに足踏みしたいような、肩を掴んで揺すりたいような、そこにいる人たちは、みんな同じ気持ちを持って一緒に声な声を挙げていました。

押せ押せの時間のスケジュールのなかで、会場からの発言も。それぞれの立場から、それぞれの生活を守りたいと願う気持ち。施設に入れられたくない。見えない監獄に閉じ込められたくない。自分のありのまま、そのままで社会に受け入れて欲しい。どんなに障害が重度でも地域で暮らしたい。自分で求めもしない訓練の対象になんか、なりたくない。全員の声は届けられなかったので、発言できなかった人には紙に書いてもらい、各党に届けることにしました。