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「オニギリ食いたーい」と日記につづられていた。
この飽食の時代に、すべてのセイフティーネットから抜け落ち、一人自宅で餓死された。
「体がきつい、苦しい、だるい。どうにかして」肝臓障害と糖尿病をもち、恒常的な体のだるさも訴えていたにもかかわらず、過剰な自己努力を強要され、生活保護は打ち切られた。
最後のセイフティーネットといわれる生活保護の現場で、今いったいなにが起きているのだろうか。
餓死事件があった矢先であるにもかかわらず、国では急遽、審議会が立ち上げられ、
生活保護基準そのものを見直す動きもでている。生活保護をうけている障害者も多い。
生活保護の基準改定は障害者自立支援法の減免制度などとも連動する。より低いほうへ、低いほうへの基準切り下げが止まらない。
本当にこれで生きていけるのだろうか? もう我慢できない。我慢してはいけない!
底の抜けた、穴だらけの福祉制度。人と人とのかかわりが失われ「自立の名をかりた孤立」に落ちていく危険は誰にでもある。
制度上の問題の検証とともに、現場でとりくむ方々、人と人のつながりによる行動が、
今、必要とされている。
対話、可能性を探ることを安易に閉ざさしてはいないだろうか。
「障害」の問題として、もう一度考え、行動していこう。
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第一部「生活保護の今〜北九州市餓死事件の取り組みをとおして〜」
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森川 清さん
(生活保護問題対策全国会議 幹事)
*生活保護のケースワーカーから弁護士に。
現場主義を貫く弁護士さん
森川さん講演レジュメ(WORD44K)
森川さん提供写真
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第二部「当事者は考える、それは私の問題」 |
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精神障害、知的障害、身体障害、内部
障害・難病無年金障害など、それぞれ
の当事者の立場から
立川市 加藤みどりさん(WORD25K)
みのわマック 小林太郎さん(RTF18K)
デフの会 松田昇さん(WORD30K)
東本順子さん(WORD32K)
PF東久留米 小田島栄一さん(PDF256K)
フリースペース”彩”鈴木規仁さん(WORD30K)
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障害をこえてつながろう!12・16集会実行委員会
東京都自立生活センター協議会 DPI東京行動実行委員会
パーソナルアシスタンス☆フォーラム 無年金在日外国人デフの会
東京都地域精神医療業務研究会 フリースペース彩(いろどり)
難病をもつ人の地域自立生活を確立する会 こらーる・たいとう
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生活保護基準に関する申し入れ書(WORD30K)
2007年12月10日提出第三次集約(障害者・患者団体58団体連名)
生活保護問題対策全国会議 http://seihokaigi.com/default.aspx
反貧困ネットワーク http://www.k5.dion.ne.jp/~hinky/
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